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人生振り返ってのつれづれ思考

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2020年 01月 05日

Eテレ、昨日の「こころの時代」。映像作家の保山耕一さんの話だった

がん末期と診断され、手術を受け、死の覚悟をして、毎日を精一杯生きている姿。そして、そこから出てくる写真と映像。すごいものを感じた。魂を写しているというよりも、生きている生命を写しているように感じた。生きているものの流れを感じた。それは、水らしい。ユングも、川の流れは人生だとどこかで言っていたように思い出す。
そして、保山さんは色をも重視していた。鮮やかな色に焦点が当たっていた。また、写真や映像を撮る瞬間は一瞬しか来ないと言っていた。それを写さないといけないと言っていた。これを聞いていて、私の写真の撮り方は変わりそうだ。
命をギリギリに生きている人というのは、感じ方もすごく違う。潰されないで、ギリギリを生きている人は、本当にそこに、その部分を自然の中に見いだすらしい。保山さんは見いだしていた。余命宣告をすでに過ぎているが、今も力強く生きている。生き抜いてほしい。
がんの作詞家、なかにし礼さんは、がんでくよくよすることはやめようと考え、小説を書くことに決めて、書き続けたらしい。そしたら、がんは消えたらしい。良くなったらしい。そんなこともあるのだろう。心から身体の病気を治す。そんなこともあるらしい、たまには。保山さんにも、生き抜いてほしい。そして、素晴らしい映像を作り続けてほしい。
この人の映像を見たい人は、インターネットで、保山耕一、映像で、検索して、見ることができる。今調べたら、YouTubeで見ることができた。最初の場面だけを見たが、迫力はすごい。これが生きているということなのだろう。それも、がん末期をギリギリに生きているということなのだろう。そこには、生命力のすごさを感じる。
やはり、「こころの時代」の番組はすごい番組だ。常に生きるということを追求し、また実践している人たちを捉えている。
私は、これからも、この番組だけは見続けるだろうと思う。



by hohofushi | 2020-01-05 21:07 | つれづれ人生


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